南半球の覇者、オーストラリアワイン

 ワインといえばヨーロッパというイメージが強く、アメリカでも作っていると知った時は驚きでした。しかし、オーストラリアワインというものもあるのですね。しかも生産量は世界トップ10にも入るのだとか。国の面積が大きいからぶどうもたくさん作れるということでしょうか。
 ヨーロッパのワイン醸造がローマ時代に始まっ ていたことからすると、オーストラリアワインの歴史は浅いといえます。醸造開始は19世紀、最初はイギリスに輸出するフルーツワインを多く作っていたのだそうです。それが次第にテーブルワイン中心になり、今は高級なものもずいぶんあるとのこと。あの広大な土地は、ぶどうの栽培に適しているそうですよ。なんでも、安定した気候が理由なんですって。暑い場所だと思っていましたが、沿岸部はずいぶんと涼しく、いろいろな種類のぶどうが栽培できると聞いています。
 とりあえず、今度リカーショップに行ったらオーストラリアワインを探してみないといけませんね。見てみないことには始まりませんし、できれば一度飲んでみたいです。お手頃な価格のものはあるのかしら。我が家の近所のショップ では国旗のイラストがついているので、きっとすぐに見つかるでしょう。
 オーストラリアワインを知らなかった私は今、他の国にも各国自慢のものがあるんだろうなと想像しています。もうワインで世界旅行ができてしまいそうですね。もちろんおつまみには地元の料理を添えていただきたいものです。