【読書とコンタクトレンズ】
私は、読書がとても好きなのですが、
コンタクトレンズを初めて着けた頃、
コンタクトレンズを着けたまま読書をしようとすると、
本の文字が少しぼやけて見えてしまい、
読書がしづらかった、という事が有りました。
その時は、コンタクトレンズを着けて外出し、
帰宅してから、コンタクトレンズを着けたまま、読書をしようとしていたのですが、
そうすると、手元の本の文字が、
少し読みにくく感じてしまったのです。
その時には、
「もしかしたら、コンタクトレンズというのは、読書には向かないのか」
とも思いましたが、
その後に、そのコンタクトレンズを買ったお店の人に聞いてみたところ、
「コンタクトの度数を調整する時に、遠くだけで調整したのが、原因かもしれない」
というような事を言われました。
確かに、日常生活においては、
遠くばかりを見るという事はなく、
意外と、近くを見る事も多いものです。
従って、コンタクトレンズを作る時は、
遠くを見るためだけに度数を調整するのではなく、
近くを見える検査をする時に、
度数を、0.5~0.6ぐらい見えるよう、調整しておくと、
例えば、遠くを見た後に、
手元の文庫本を読んだりしても、
文字がぼやけたりするという事は無くなるのではないかと思われます。
実際、私もそのように度数を調整してからは、
読書がしにくくなるという事は、無くなりました。
つまり、コンタクトレンズを着けると、読書がしにくくなる、という事は無く、
コンタクトレンズを買う時に、
読書をしやすくするため、そのように度数を調整するという事が、
読書好きの人にとっては肝要である、という事が言えるでしょう。
勿論、コンタクトレンズには慣れの部分も大きいので、
もし、コンタクトレンズを着けていて、ちょっとした違和感を感じたとしても、
ずっと着けて行く内に、すっかり慣れてしまい、
違和感など感じなくなった、という事も、大いに有り得る事ではあります。
以上、コンタクトレンズと読書との関係について、
私の個人的な体験も交えて、お話してみましたが、
この事が、皆さんのコンタクトレンズ作りの参考になれば幸いです。